パリ2日目は、クロワッサン食べ比べの目標を掲げ、和田シェフ厳選のブーランジェリー巡りです。
【Blé Sucré】12区、カフェテラスあり、公園あり
ブランのふたりが「すごく美味しいクロワッサンだよ!」といい続けていたお店。念願のクロワッサン。パリファーストクロワッサンです。
サクッとした焼き面にかくれる折りは、一見シンプルながらもふわりとした食感。真ん中部分を食べると濃厚な香りが鼻を抜けます。朝に食べるクロワッサンの理想郷。
【Boulangerie bo】12区、カウンターあり
この断面!ザクっと、ふわっと、ラズベリーがアクセントの甘くない生地です。ショコラもすこし入っています。フルーツのパン(パントゥッティフルーツ)は粉の風味が生かされた、酸味のあるパン。美しく、味わい深い。
「香りの良さ」が気になった和田シェフ、ブーランジェのオリヴィエさんに話しを聞くことができました。(Pain fume)とメニューにあるように「燻製(fume)」をする焼き方をしているそう。丁寧にお話ししてくださいました。厨房もみせてもらい、いくつかの粉もちゃっかりいただきました。
【Boulangerie Utopi】11区、カフェスペースなし
スタイリッシュな外観とは裏腹に、店内の雰囲気はあたたかさに満ちていた。シリルリニャック出身のシェフとのことでケーキのショーケースは華やか。人気だというヴィエノワズリー(Roule Sesami)をチョイスしました。ふわふわであまいおやつです。
【chambelland】11区、店内外にカフェスペースあり、グルテンフリー
米粉やそば粉を使ったブーランジェリー。まず驚いたのは、パンの形!立派な板状です。米粉だけのパンは、お餅を食べているかのような風味と後味がしました。私が購入した米粉とそば粉をいっしょに使ったパンも面白かったです。
珍しすぎて、街角でパン談義しました。
【le verre volé】10区、レストラン
この日のディナーは、大谷シェフがパリで従事していたレストランへ。パリ時代からのお友達もいっしょに集い、楽しい夜となりました。
大谷シェフのお師匠さんがつくる黒豚と葱を使ったプラ(メイン)がとっても美味しかったです。忘れられない味になりそう。しっかりボディのナチュールワインといただくボルディエのチーズ&バターで素敵な余韻がつづきました。
あたらしいインスピレーションをたくさん受けて、濃厚な1日でした。
それにしても良く食べたなあ。
erica