パリに来ています。
虎ノ門のブーランジェリー&ビストロ「blanc」チームのパリ研修に同行して、ブーランジェリーやレストラン中心に巡る、美味しいものを食べることに必死の旅です。せっかくの機会なので、こんな形で記録を残すことにします。
実は私にとってはじめてのパリ。気さくな職人たちにくっついて、ひとりでは味わえないようなことを吸収したり感じたりしたいと思っています。憧れのパリ。パリのご機嫌ななめな空模様にさえも胸が踊ります。
さて、到着後のディナーは大谷シェフが来たかったという【Gare Au Gorilie】
人気なネオ・ビストロだそうで、大統領選にフランス中が敏感になっているこの夜でもコンプレで賑わっていました。
お店の真ん中に置かれたパン。どんどん切られてどんどんテーブルにサーブされていきます。クラストはガリッと、クラムはもっちり。お料理の合間に口に運びたくなるようなパンでした。
パテ。肉肉しいものとは違い、ゼラチン質で 上にのったハーブやアーモンドの風味がひときわ目立った。
焦がしバター、アスパラガス、白身魚、アクセントはシブレットというネギ。
仔牛。レモンが効いたさわやかな温野菜とジャガイモのガレットと一緒に。
手前:大谷シェフ、奥:和田シェフ
はじめてみる食材や味わったことのないソース、これはなんだあっちはこうだと目の前の一皿を楽しむ。こんな自由な時間は本当に幸せなものです。
はじめてのパリの夜は、薄雲のむこうの半月がとても美しかったです。
erica