ブーランジェの川瀬敏綱さんは「フランスで学んだパンの味と文化、しいてはパンのあり方を伝えたい」という想いを胸にパンを焼く。お店のロゴにも表れている通り、メラメラと燃えたぎるような熱意を持ったパン職人だ。
お店は朝6時にオープンし、バゲットは夕方まで焼き続けている。ひとつ173円と日本ではなかなか見ない価格で、これもパンを日々の糧とするお客さんの需要に合わせているところだ。すべてフランスでは当たり前なのだという。
一番人気のバゲットは、薄い皮で歯切れがよくさらりとした舌触りで食べやすく、ルヴァンの酸味と麦の香りが混じりあって味わい深い。川瀬さんが食べてきたパリの味だ。何より、いつもどんな時間に行っても焼きたてが食べられることが嬉しい!この時ばかりはパリジャン&パリジェンヌ気分で、焼きたてを片手にお散歩を楽しんでみては♪
「トシオークーデュパン」は、日々パンで食事を楽しむパリっ子ならではのパンの愛し方を教えてくれる。