パンをこよなく愛し、研究を続けるパン職人・竹谷光司さん。幼い頃からパン屋になることを夢見て、長年のパン修業を務め、製粉会社での定年退職後、千葉県佐倉市に「つむぎ」を開いた。
店頭のパン棚にはアンパンマンやクロワッサン、カンパーニュにドイツパンまであらゆる種類が美しく並ぶ。「食べてくれる人が求めるパンをつくりたい」と竹谷さん。お客さんとお話をしながら一緒にパン選びを楽しんでいる姿が印象的だ。
「つむぎ」にはパンのいい匂いとあたたかな温もりが溢れる。懐かしささえ感じるほど、しあわせな居心地がする。
「これからの日本のパン」に想いと希望を込め、竹谷さんは今日もパンをつくる。