神奈川県の三浦半島南部、豊かな土と温暖な気候に恵まれた土地に「充麦」はある。昔ながらの商店を思わせるガラス戸をあけると、焼き立てパンのいいにおいとヒップホップ音楽(!)が出迎えてくれる。実は「充麦」のオーナーシェフ・蔭山充洋さん(みつさん)はDJでもある。音楽と、おいしいもの、「充麦」にはみつさんの好きなものがぎゅっと詰め込まれているのだ。 「充麦」の大きな特徴は、自分たちで育てた小麦を使いパンを焼いているということ。種まき、収穫、脱穀、製粉という一連の流れを経て大切に育てられた小麦が、わたしたちのもとにパンになってやってくる。ひとつのパンには長い時間と、たくさんの人の想いが込められていることを、「充麦」のパンは教えてくれる。太陽みたいなみつさんの笑顔と、大地の力を感じるパンにあなたもぜひ会いにいってみてほしい。