パンで幸せの種をまく

山梨県甲府市、気持ちの良い空が広がる場所にある「パン・ペパン」。シェフの鷹野和仁さんと、奥様でパンコーディネーターでもある舞さんの、パンへの想いが溢れるお店だ。陳列棚にはとにかくあらゆる種類のパンが、きちっと整列しているように並び、どのパンもやさしい顔つきをしている。パンが純粋にすきなのだというお二人の気持ちがひしひしと伝わってくる。季節や地域の食材をいかしたタルティーヌやデニッシュも美味しそうで目に止まる。街のパン屋さんとしては欠かせない食パンもたくさん焼かれている。シェフは１１年間の修業を終え、この地域を元気づけたいという想いで戻ってきたのだという。舞さんも地産地消を考えながら、お客さんと会話をし、日々新しいアイデアに向かう。 美味しいパンを届けたい、笑顔になってほしいという想いは強く、パンの楽しみ方を伝えたいのだという。 パンと食べ手への愛が、地域を育んでいく。